北朝鮮が昨年7月、設置した特別調査委員会は拉致被害者の調査報告を遅らせている。拉致被害者家族も高齢化し、早期の解決が求められる。そのような中「横田早紀江さんを囲む緊急拡大祈祷会」が5月21日、東京・千代田区のお茶の水クリスチャン・センターで開かれた。
5月には、『いのちの授業~横田めぐみさんが教えてくれたこと~』(いのちのことば社)が出版された。めぐみさんの失踪時と同じ年代の中学生へ向けた「いのちの授業」の取り組みがまとめられている。講演、質疑や交流の様子、生徒達からの応答の作文、詩などからなる。【高橋良知】