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2000年に策定された国際的な開発枠組みMDGs(ミレニアム開発目標)が達成期限を迎える今年。8つの目標のうち4番目である「2015年までに5歳未満児の死亡率を1990年の水準の3分の1にまで引き下げる」という目標の達成は困難だ。「ポスト2015開発アジェンダ」へ向けた課題は何か。

キリスト教精神を基盤し、幅広く展開する国際NGOワールド・ビジョン・ジャパン主催で、「国際シンポジウム:MDGsから『ポスト2015開発アジェンダ』へ ~救えるはずの子どもの命を、すべて救うために~」が東京・中野区の同所で開催された。

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一部では同インターナショナル・グローバルディレクターのアンドリュー・ハセット氏、同ジャパン事務局長の片山信彦氏がMDGsに取り組んだワールドビジョンの成果を総括。

二部では池上清子氏(日本大学大学院総合社会情報研究科 教授)のコーディネートのもと、「ポスト2015開発アジェンダ」の課題について、政府の立場で山谷裕幸氏(外務省 国際保健政策室 室長)、国際機関の立場で平林国彦氏(UNICEF東京事務所 代表)、NGOの立場でハセット氏が語り、世界的な課題と枠組みへの関心、理解の広がりを期待した。

 

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