各地で世界食料デー 現地スタッフら飢餓貧困状態・支援活動を報告
毎年10月16日は、世界の食料問題を考えて行動する日として国連が制定した「世界食料デー」。この日に合わせてハンガーゼロ=清家弘久理事長=は各地域の実行委員会と協力し、10月4日から11月11日日まで、「2018世界食料デー大会」を開催している。テーマは「わたしから始める 世界が変わる」で、飢餓や貧困に苦しむ国に駐在し支援活動をするハンガーゼロ・スタッフや現地の国際飢餓対策機構(FH)の代表、スタッフたちの現地報告、講演などを通し、世界の飢餓・貧困の現状とそれをなくすための方策について考えるひと時をもっている。
10月4日には、幕開けとなる「@きりたん大会」の第2回が、大阪市阿倍野区の大阪キリスト教短期大学で開催。清家弘久氏が世界の飢餓の現状や先進国での食料廃棄の問題を語り、飢餓問題解決のためには、私たちが「誰かのために」行動を起こし、より一層力を合わせていくことが大切であると語った。
13日、千葉県柏市のアミュゼ柏プラザで開かれた「世界食料デー 第5回千葉北大会」(同実行委員会主催)では、田村治郎氏(ハンガーゼロスタッフ)が講演を、小西小百合氏(同ボリビア駐在スタッフ)が現地報告。 講演、現地報告の合間には、6人の音楽家による演奏も披露された。(10月28日号で詳細)