開始50周年を記念する第100回大阪レディーズランチョンが、3月7日に大阪市北区のリーガロイヤルホテルで開かれた。1969年のスタート以来リードしてきた創立委員長の古林寿真子牧師が司会に立った。
金澤千容子委員長は「諸教会の協力でここまで来られました。この困難の時代に、私たちはテモテⅠの2章4節『神は、すべての人が救われて、真理を知るようになるのを望んでおられます』の信仰を抱いて続けていきます」と、挨拶した。柏木道子副委員長は今回を記念して発刊した100回記念誌を紹介し「この記念誌を見ていると、神様がいかにランチョンを祝福してくださったかよくわかります」と、50年を振り返る写真や記事をひもといてほしいと呼びかけた。記念誌の表紙は、1973年以来会場としてきた同ホテル「光琳の間」のシンボル「カキツバタ」で飾った。
藤井令子副委員長の、若い世代への継承の願いを込めた祈りに続いて、同ホテルで長年ランチョンの料理を担当した米津春日元総料理長の紹介もあった。ランチョンコーラスの賛美の後、音楽ゲストの野田朋香さんの力強く美しいソプラノが会場を包んだ。
講師のグレース宣教会の藤﨑秀雄代表牧師が「輝く明日のために」と題してメッセージした。藤﨑牧師は、今回登壇予定だったが出席できなかった同教会の堀内顕長老牧師の推薦を受けてメッセージに立った。
「私たちは何のために生きているのか。私は高校生のときに教会に行きました。平気で人を裏切るような人間が、キリストの十字架によってゆるされ、人生が変わりました。このイエス様をあなたの心の玉座に迎えてください。必ず、どんなことがあっても、周りのすべての人の祝福となっていける人生となります」。力強い励ましに、参加した400人を超える参加者から熱い拍手が湧いた。
次回は2020年3月3日、ゲストにゴスペルシンガーの久米小百合さんを迎える。