(C)テレビ岩手

酪農と聞けば一面の大草原にのどかに草を食む牛たちがいる風景が思い浮かぶ。山岳地帯の多い日本では、アルプスの少女ハイジのアルペン酪農の風景か。岩手県下閉伊郡田野畑村。42年前、この地の山林を購入して開墾し、山地酪農(やまちらくのう)を営む吉塚公雄・登志子さん夫妻と五男二女の9人家族を24年間追い続けているテレビ岩手制作のドキュメンタリーが映画化され、4月27日から一般公開される。公雄さんは、東京農業大学2年のとき、猶原恭爾博士(1908~1987年)が説く自然生態系を重視した有機酪農で乳牛を放牧する“山地酪農”と出会い、この酪農法に人生をかける決意をする。電気も通らないランプ生活から始まり、次々授かる子どもたち。暮らし向きはなかなか上向かず、苦しい生活だが一家9人家族の笑顔は絶えない。成長していく子どもたちと両親の絆が、自然や牛たちとのいのちの繋がりにも通じていることを実感させられるドキュメンタリーだ。

食事ごとに唱和する
いのちの繋がりへの感謝

公雄さんは、東京農業大学を卒業後、田野畑村へ移住し山地酪農を実践していた4期先輩の熊谷隆幸さんの熊谷牧場で実習し、26歳(1977年)のとき10ヘクタール(約10万平方メートル)の山林を購入し、両親の支援で建てたプレハブ住宅でのランプ生活で開拓を始めた。2年後、同じ千葉県出身の登志子さんが嫁いできたが、このプレハブ住宅に電気が通ったのは’87年まで待つことになる。

テレビ岩手の取材が始まったのは、’94年6月からで公雄さん43歳のとき。吉塚さん一家は、長女・都さん、長男・公太郎さん、次男・恭次さん、次女・令子さん、三男・純平さんらに、取材の3か月後、四男・雄志さんが誕生した。2000年には、五男・壮太さんが誕生し一家9人の大家族に。いわば人里離れた山林の開拓地に立つプレハブ家屋を拠点に、切り拓いた山に放牧する成牛の餌になるニホンシバを植える。牛を追う。仕事は山ほどあるが、子どもたちは、遊ぶかのように楽しそうに両親の仕事を手伝う。とりわけ3歳違いの光太郎さんと恭次さんは、何をするにも一緒で仲がいい。屈託のない笑顔と元気さに観ているこちらにも勇気が湧いてくる。

孫たちを抱いた顔もほころぶ吉塚さん夫妻(右と中央) (C)テレビ岩手

食事のときは文字通り一家団欒。まずは「おじいちゃん、おばあちゃん、ありがとう。お父さん、お母さん、ありがとう。都ちゃん、公太郎くん、恭次くん、令子ちゃん、純平くん、雄志くん、壮太くん、牛さんありがとう。いただきます!、どうぞ召し上がれ。」と唱和する。同居していない祖父母から家族と牛たちにまで声をそろえて元気な声で、いのちの繋がりを感謝する。無農薬飼料と牛の糞尿で土地を肥やしでシバを育成する山地酪農には、現代の効率化と大量生産とは異なる情況があり、暮らし向きはなかなか上向かない。それでも、プライベートブランドの「田野畑山地酪農牛乳」の生産に踏み切り、販売努力も重ねてきた。

子どもたちは成長する。結婚し、それぞれに家族ができ事情も考えもさまざまに広がっていく。結婚した娘たちにも、それぞれに家族に事情が生まれてくる。公雄さんの山地酪農に対する確信と情熱を見てきた息子たちは、山地酪農を否定してはいないが少しずつ考え方や意見の違いが生じてくる。まともに口論する父親と息子たち。やがて、次男・恭次さんは家族とともに北海道で自分の考える酪農を始める決意をする…。

自然と動物と人とが
共生する豊かさ力強さ

植物生態学者の栖原恭爾博士が提唱した山地酪農は、動植物本来の生態系を生かし、限りなく自然に近いサイクルで営む循環型酪農法で「一度形が決まれば、末代までほぼ毎年、普遍的な牛乳の供給ができるようになる」という。放牧された牛が、シバを食みのんびり過ごし自由に交配し、子牛を産み、牛乳を生み出し、放出した糞尿で土地が肥えシバを再生し、また牛が採食する…。それだけに大自然とともに歩み、広い土地を必要とし、定着し安定するまでに要する時間と労力は相当の覚悟と忍耐が必要になる。取材当初のインタビューでは、年収100万なので銀行から毎年100万円融資を受けてきて20年間で2000万円の借金をしていると答えている。それを乗り越えさせてきたものは何か。先輩の熊谷牧場とともに取り組んできたプライベートブランド牛乳の生産・販売も大きな要因だが、自然と牛と人間が共生して生きていることの豊かさと力強さの源泉であるように思える。木の実をとるため登った枝にハチの巣があって刺されながら逃げ惑う子ども時代。自分にできることで両親を手助けする親子観。やがて目を見つめ合い悔し涙を流しながらでも意見を交わし合う真剣さ。その姿に家族の原風景を想起させられる。それはローラ・インガルス・ワイルダー原作のテレビドラマ「大草原の小さな家」で観た真摯に向き合う家族の豊かさ力強さにも通じているものだからなのだろう。 【遠山清一】

監督:遠藤隆  2019年/日本/103分/ 配給:ウッキー・プロダクション 2019年4月27日(土)よりポレポレ東中野ほか全国順次公開。
公式サイト http://www.tvi.jp/yamafutokoro/
Facebook  https://www.facebook.com/yamafutokoro19

年ごとに餌のシバによって風味が微妙に変化するという山地酪農牛乳。それも味わいの愉しみ (C)テレビ岩手

*公開記念イベント*
①ふるまい牛乳(田野畑山地酪農牛乳):4月27日(土)・28日(日)
②トークイベント
・4月27日(土)各回上映後:吉塚公雄・登志子さん夫妻×遠藤監督
・4月28日(日)各回上映後:吉塚公雄・登志子さん夫妻×遠藤監督
・4月29日(月)12時20分の回上映後:室井滋さん(女優、本作ナレーション)×遠藤監督
・4月30日(火)12時20分の回上映後:小谷あゆみさん(農業ジャーナリスト)×遠藤監督
<同時期開催>
*4月27日(土)~5月6日(月):ポレポレ坐カフェ(映画館1階)にて田野畑山地酪農牛乳製品メニュー販売を予定。
*4月27日(土)~4月30日(火):いわて銀河プラザ(中央区銀座5-15-1)にて田野畑山地酪農牛乳製品の直接販売を予定。

 

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