敗戦直後の日本へ贈られた救援活動のララ物資から始まった米国に本部を置くCWSは、台風19号が各地で甚大な被害をもらたしたことを受け、台風19号地域支援を開始。千葉県館山市周辺に職員を派遣する。
 CWS Japnのウェブサイトによれば、「現在も停電、断水、浸水など様々な被害が続いている。被災地の中には台風15号で被災した千葉房総半島も含まれている。特に各地で限界集落が増えている中、復興に向けた道のりを被災コミュニティーだけで乗り切るのは容易なことではない」とし、支援を開始するという。
 CWSはこれまで、国内災害支援のために、国際的なクリスチャンの連合団体「ACT Alliance」の加盟組織である日本キリスト教協議会(NCCJ)と協働でACT Japan Forumの立ち上げ・運営を推進してきた。2011年には東日本大震災に対する緊急支援を行うため、CWSとして東京に事務所を開き、CWS Japanが設立された。
 現在CWSは、被災地での被害状況の情報収集を行っているが、これまで構築してきた国内外のネットワークを結集し、支援を進める。また、台風19号の教訓をしっかりと記録し、英文で国内外に積極的に発信していく。CWS JapanのウェブサイトはURL https://www.cwsjapan.org/