「予定論」をめぐって改革派正統主義の分かれ目ともなった「ドルトレヒト信仰規準」成立から400周年となる。「予定論」とは実際どのようなものか。
「福音の慰めを考える ドルトレヒト信仰規準400周年記念集会」(OCC宣教部・お茶の水神学研究会主催)が、11月29日東京・千代田区のお茶の水クリスチャンセンターで開かれた。
第一部では、ドルトレヒト信仰規準の翻訳や研究書のある牧田吉和氏(改革派・宿毛教会牧師)が「敬虔な魂の慰めのために~ドルトレヒト信仰規準の「予定論」の心~」と題して講演した。

第二部(午後6時30分から)では、公開シンポジウム「ドルトレヒト信仰規準から400年後における神学的対話」として、藤本満氏(イムマヌエル・高津キリスト教会牧師)が「アルミニウスとウェスレー 神学的系譜」、牧田氏が「アルミニアンとの神学的対話を求めて」と題して語り、会場を交えて討論する。

なお牧田氏は、太平洋放送協会インターネット番組「What the Pastor」に出演する予定だという。
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