理不尽な多くの死の背後に神の御手が 3・11「超教派一致祈祷会」で坪井氏 映像で現地報告

東日本大震災から9年目を迎えた3月11日、「第108回東日本大震災満9年&各地の台風・豪雨・地震災害等復興支援超教派一致祈祷会」(淀橋教会主催)が、東京・新宿区百人町の同所で開催。坪井永人氏(NPO FUKUSHIMAいのちの水〔以下・いのちの水〕代表理事)が、映像を通じ福島を現地レポートした。
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「皮肉なことだが、今皆さんがここで経験していることは、福島がこの9年間経験してきたことです」。冒頭、新型コロナ感染リスクの中にある自分たちの状況と、福島での出来事を重ね合わせた。
「福島は危険な状態がまだある。政府側の情報の無さに辟易(へきえき)し、人々は考えることを止め、日常に戻ろうとしている。30キロ圏内にある人たちだけが移住か帰還かの選択を迫られている。日常に戻りつつある人々の置かれている状態も決して安全とは言えず、特に胎児、乳幼児、18歳未満の児童は危険な状態にあるというのが所見だ」、、、、

3月29日号掲載記事