「中継礼拝」が地方つなぐ可能性 双方向参加型を手軽に アッセンブリー・境港キリスト教会 長谷川忠幸牧師

写真=中継礼拝で。左橋が長谷川牧師

一つの場所に集い、共に礼拝をささげる。多くの教会がこだわってきたこの在り方が、コロナ禍によって阻まれた。牧師の兼任という状況にあった地方の教会では、オンライン礼拝が以前から模索されてきた。鳥取県境港市のアッセンブリー・境港キリスト教会の長谷川忠幸牧師は、米国のVmixというツールを活用している。安価で手軽でありながら、音質、画質のストレスが少ない。さらに複数の場所での双方向コミュニケーションが可能で、これにより「中継礼拝」を実現した。
「一つのパソコンで、スライド、動画など複数のコンテンツをワンクリックで切り替えできる。受信する側は設定をすれば、ボタンを一回押すくらいでいい。タイムラグや映像配信でありがちな不具合もありません」
長谷川牧師自身も9年前から約100キロ離れた鳥取市の集会とリモート礼拝を模索し、何度も失敗してきた。「映像が固まるということがあり、説教中に、講壇を降りて調整するということもあった。、、、、、、

2020年7月26日号掲載記事