Gospel to Okinawa 基地のそばの教会から 平和の橋渡し

沖縄市のピラーチャーチ(Pillar Church of Okinawa)が中心となって進めている、教職者対象の働き「Gospel to Okinawa(GTO)」が好評だ。教会開拓や教会活性化の支援を行う一般社団法人City to City Japan(CTCJ)と連携して講師を招き、那覇バプテスト教会を会場にして開講している。
今は超教派の牧師のための有意義な学びの場として、沖縄各地から30人前後の牧師が集まっているが、2年前のスタート時は困難を極めた。発起人であるピラーチャーチのジョン・ランサム主任牧師と共に現在理事を務めている那覇福音自由教会の譜久島一成牧師が、当初ただ一人の参加者だった。GTOのコーディネーターを務める信徒のブース・聡美さんが懸命にメールや電話で参加を呼び掛けたが「教会も知られていなかったし、これはうさん臭いぞと思われたようでした」。

後列中央ランサム牧師、前列左から5〜6人目が譜久島牧師、シンバーガー牧師、右端ブースさん

ピラーチャーチは嘉手納基地のそばにある。アメリカで海兵隊員への伝道を重荷としてきた群れだ、、、、、

2020年12月20・27日号掲載記事