2月14日号紙面:【連載】避難生活から支援へ 私の3.11~10年目の証し④
【連載】私の3.11~10年目の証し④
「あなたは東日本大震災発生時、どこにいて、何を思いましたか…」。東日本大震災10年を迎える2021年、震災の体験や記憶の継承をテーマに、3組4人にインタビューをした4回目。
前回は↓
今回は、支援への取り組みを聞く。【高橋良知】
【東日本大震災振り返りシート】
○地震発生時、どこにいて、何を思いましたか
○揺れが収まってから、まず何を思い、どのような行動をしましたか
○教会の人々や周囲の状況、被害報道を知り、どのように思いましたか
どのように避難し、過ごしましたか
▷どのように救援に導かれ、働きを続けましたか
○どのような祈りを思い出しますか
○どのような聖書の言葉を思い出しますか
○どのように礼拝をしましたか
○震災について何を覚えておきたいですか
○これからの世代に伝えたいことは何ですか
◇ ◆ ◇
宮城県気仙沼市の嶺岸浩さん(保守バプ・気仙沼第一聖書バプテスト教会牧師)の被害状況が知られると、多くの支援の問い合わせが来た。対応に追われたが、「示されて、すべてのボランティアを、ダブルブッキングがない限り受け入れるようにした。教会の姉妹が宿泊施設をもっていて、そこがボランティアセンターになりました」
娘の友人家族の好意で最初の1か月はその家に避難。そこから支援活動に出かけた。その後学校の体育館の避難所、仮設住宅と移り、支援活動も続けていった。「教会員もそれぞれ仕事を持っていて忙しい。各地からボランティアの方々が来てくれて支援活動ができた。そのようなイエス様の愛の思いが、2016年の熊本地震や後の災害でも生きたのではないでしょうか」
(この後、米国にいたジェント・マイカさん、高橋由佳さん、高橋拓男さんが語ります。2021年2月14日号掲載記事)