【書籍で振り返る3・11①】『流浪の教会』
東日本大震災から10年を迎えます。この災害を教会、個人はどのように迎え、痛みを覚え、祈り、考え、行動したか。
いのちのことば社で刊行された手記について、クリスチャン新聞の当時の記事から振り返ります。
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東日本大震災は地震・津波だけでなく、福島第一原発事故による放射能漏れという、いまだかつてない苦しみを与えている。著者が牧会する福島第一聖書バプテスト教会は、福島第一原発に一番近い所にある教会で、まさに強制避難区域内にある。そのため著者はじめ信徒たちは今、県外で避難生活を余儀なくされている。08年、100年先を見据えた新会堂を建てたばかりなのにもかかわらず…
著者はこう語る。「私たちは今すべてが剥ぎ取られ、日常の一切が無くなりました。そして必要なものはそんなにたくさん無いことを知りました。本当に大切なものは、キリストと、お互いの結びつきです」
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