第5回結祈 アルゼンチンのために祈る コロナ禍の中で在原宣教師「今は祈りと備えの時」

「第5回世界を結ぶ宣教祈り会(結祈)」(アンテオケ宣教会主催)が4月20日、オンラインで開催された。今回はアルゼンチン特集として、在原繁アルゼンチン宣教師の報告、日本宣教のため沖縄で訓練中のアルゼンチン人パトリシア・マッカード・ディアスさんのインタビューがあった。

在原繁宣教師

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在原繁、津紀子宣教師夫妻は、アルゼンチン宣教32年になり、現在は北端の奥地ミシオネス州モンテカルロで働く。そんな在原さんがビデオでアルゼンチンの現状を報告した。「コロナ感染拡大でパラグアイ、ブラジルとの国境が封鎖されて1年になる。出ていくにも出ていくことができず、幽閉されているような感じで、バスも一部開通しているのみ。今はこの状況を信仰をもって受け止め、乗り越えていくことをモットーとしている」
在原さんは「今は祈りの時、これから始まる大きな働きの備えの時」と語る。「そのために今、神様の知恵、知識を求めている。宣教地は教会によるが、私が関わった教会は、劇的ではないがクリスチャンが徐々に増えている。賛美をするとき主の臨在を、御言葉を語る時に油注ぎを感じる。だから、この状況の中で神様の大きな御業を見ていきたい」と期待を込めた。

アルゼンチン宣教のために祈る

(後半は、日本宣教に重荷を与えられたパトリシアさんが語ります。2021年5月2日号掲載記事

パトリシアさん(右)