【ペンテコステ特集】「ここで礼拝を続けなさい」と語られて ピラポ自由メソジスト教会 江原有輝子

南米パラグアイに遣わされて2年
「ここで礼拝を続けなさい」と語られて

ピラポ自由メソジスト教会 日本基督教団派遣宣教師 江原有輝子

ピラポ自由メソジスト教会

 

私がパラグアイのピラポ自由メソジスト教会に遣わされてから、この5月9日で丸2年になりました。
パラグアイには日本人移住地が複数あり、ピラポの入植は1960年に始まりました。別の移住地からピラポに移り住んだ酒井好太郎・テル夫妻が家庭集会を始め、北米自由メソジスト教会から派遣された塚本登牧師とヒューストン牧師によって62年にピラポ自由メソジスト教会が設立されました。塚本牧師は月に一度ピラポを訪れて礼拝を行いましたが、86年に塚本牧師が帰国されると、その後は、様様な教派の牧師の巡回や、信徒の牧会などを通して信仰をつないできました。2000年頃国際協力機構のパラグアイ移住事業撤退後、教会が使えなくなって別の場所に移動し、定期的に巡回する牧師もなく、礼拝出席者も次第に減っていきました。

そのころ知花スガ子氏がパラグアイに行けとの召命を受けて神学校に入り、ボリビアの移住地での伝道師生活を経て、2015年にピラポの信徒の方々との出会いに導かれました。その後日本基督教団派遣宣教師として3年間この地で働かれ、その間に中央地区に土地を購入して会堂建築をされました。

教会員と。右端が江原氏

(2019年に着任した江原氏は、コロナ禍で神様から「ここで礼拝を」と示されます。2021年5月23日号掲載記事