開催されるなら感染拡大しないように オリ・パラ50日前祈祷会

心合わせて祈る

新型コロナウイルス感染拡大で、東京の緊急事態宣言は6月20日まで延長。世論の80%が「東京オリンピック・パラリンピック(以下:オリ・パラ)は中止を」という状況下、IОCと東京都、日本政府は開催を明言している。そんな中、「開催するしないに変わらず、まず祈ろう」と、スポーツミニストリーのネットワーク「日本国際スポーツパートナーシップ(JiSP)」はちょうど50日前の6月3日、「オリ・パラ50日前祈祷会」をオンラインで開催した。
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当日は、ラグビーW杯を担当した金子道仁氏(グッド・サマリタン・チャーチ牧師)がⅡコリント1・4~7から奨励。「本来、多くの人々の幸せ、喜びだったオリ・パラだが、今は表立って関わることに引け目を感じる状況だ。JiSPとしても準備し計画してきてことができないいらだち、悔しさの中にある。でも、私たちは『神は、どのような苦しみのときにも、私たちを慰めてくださいます』と告白でき、『あらゆる苦しみの中にある人たちを慰めること』ができる。これが神様から与えられた使命であることを確認したい」と語った。
祈り会では、①オリ・パラが開催されるなら、それにより感染拡大しないように、②中止の場合、関わるアスリートや関係者が深く傷つくことなく、未来に向かって進むことができるように、③オリ・パラに携わるスタッフのために、ここまで無償で協力しているボランティアスタッフのために、④オリ・パラのチャプレン招聘のために、⑤日本の80%が関わっているスポーツを、宣教ツールとしてよりよく用いていくことができるように、⑥教会と地域とがつながるきっかけを提供していけるように、と各グループに分かれ、また参加者一同で祈り合った。
JiSPは今まで、祈り会を300、200、100日前にもオンラインで開催。10日前にも開催する。