宮城県気仙沼市鹿折地区に住んでいた尾形伸一、智恵子夫妻は震災後、避難生活をする中で一人のクリスチャンボランティアと出会い、信仰をもった。尾形夫妻は「神様は絶対見捨てない方だと思いました」と口をそろえた。

 「ビックリした。この人たちを動かしているパワーは何なんだろう?」。伸一さんの、キリスト教に対する第一印象だ。
 震災から3週間後、伸一さんが働く会社前にサマリタンズ・パースの拠点ができ、ボランティアが支援物資を配布し始めた。その様子を見た伸一さんは驚いた。「とにかく速い。必要なものをすぐ持ってきてくれる。外国人のパワーに驚いた」
 「奉仕する姿が明るく、助けようという熱意がすごかった。無償で何でも与えていた。話もじっと聞いてくれ、最後に必ず『近所に困った人はいませんか?』と付け加えていた」
 クリスチャン・ボランティアの姿に感動した伸一さんは、「彼らのパワーの源を知りたくて聖書を読み始めました」。(中田 朗)

3月11日号震災特別号で。

写真=気仙沼第一聖書バプテスト教会の嶺岸浩牧師(右端)と。