沖縄市知花に5月14日に開店した沖縄キリスト教書店が好評だ。昨年旧沖縄キリスト教書店から文書伝道の働きを継承したアロン318コミュニティチャーチは、これまでネットや訪問・委託販売のみで営業していたが「本を手に取ってもらえる店舗を開店したい」と、待望のショップをオープンした。

沖縄キリスト教書店外観

店舗は、かつて米軍が基地の外に建てた住宅、通称〝外人住宅〟。1950年代に建てられたレトロモダンな住宅が、今カフェやスマートな雑貨店などになって人気を呼んでいる。書店もそんなおしゃれな雰囲気を大切にして、お客さんが常連になりたくなるような店作りを心がけた。

明るい店内

川上直美店長は「中部地区初のキリスト教書店ということでも、大変喜ばれています」と、手応えを感じている。これまで書店は南部に集中していたため、なかなか書店に足を運べなかった人の喜びの声が聞こえてくる。ネットの時代でも、やはりリアル店舗が求められていると感じている。
「客層の中心は40〜50代の方たち。嘉手納基地が近いので、英語教会も多く、アメリカ人のお客様も来られます。今は少しずつ小さな教会も生まれています。ネットで情報収集・発信しつつ、目の前のお客様を大切にしていきたいです」
・沖縄キリスト教書店=沖縄市知花4丁目12ノ33 ℡098ー927ー0220