カンバーランド長老キリスト教会高座教会を長年にわたって牧会し、「牧会塾」の特別講師も務めた生島陸伸(いくしまみちのぶ)氏が、6月14日、盲腸がんのため亡くなった。93歳だった。葬儀は17日、高座教会において、親族のみで行われた。司式は玉井幸男氏(カンバーランド長老キリスト教会海老名シオンの丘教会牧師)、説教は松本雅弘氏(同高座教会牧師)が務めた。喪主は妻の綾子氏。

1929年、大分県に生まれる。 57年高座教会に招聘され伝道師に、58年牧師に就任。94年高座教会主日礼拝の分礼拝を海老名で開始し、伝道所を経て97年に海老名シオンの丘教会設立。99年の定年退職後も2000年1月から01年まで担任牧師代行を務めた。09年に始まった「牧会塾」では夫妻で推薦人となり、恵みシャレ―で行われたセミナーでは「夫婦で牧会」など、牧師、教職者夫妻を対象としたコースを担当した。

著書に『ヨハネの黙示録―講解説教』『説教 フィリピの信徒への手紙』。