結婚のポイントは「性と生と聖」 キリスト教性教育研究会 第14回 公開研究大会
左から稲葉、西岡、水谷の各氏
多様な教派背景をもつ医師、牧師、学校教師、大学研究者らなどからなるキリスト教性教育研究会は総テーマ「結婚における祝福された性」をもとに第14回 公開研究大会を8月11日にオンラインで開催した。
「結婚における祝福された性~カトリックにおける性・生・聖」と題して基調講演を稲葉景氏(清泉女学院大学・短期大学カトリックセンタ―長、同大学 看護学部看護学科、同大学院 看護学研究科・准教授)が語り、カトリックの伝統や第二バチカン公会議以降の教会法、現教皇フランシスの発信などから、結婚における性の在り方を解説した。
後半ではフォーラムとして、2人が登壇。西岡まり子氏(日本ホーリネス教団 川越のぞみ教会副牧師、結婚・家族カウンセラー)は「関係分析結果から見えてくる、祝福された夫婦の性の特徴」と題して、夫婦関係についてのアンケート結果から、性についてのコミュニケーションの重要性を明らかにした。
水谷潔氏(日本福音キリスト教会連合春日井聖書教会・協力牧師)は「『結婚まで待とう』と思える語り掛けを願って」と題して教会やキリスト教学校で講演している内容のポイントを紹介。現代社会の中において、性の価値を伝える方法についても言及した。
質疑応答では、相談の実際、立ち合い出産の経験、結婚後の関係の変化、離婚の対応、結婚をしない若者への対応、中絶についての相談への対応などが話し合われた。
詳しくは紙面で紹介
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