『つなげるつながるクリスマス』(ジェームス・ニューマン・グレイ・絵、ドン・ボスコ社 990円税込155×154 mm)は、動物、羊飼い、博士たちなど大きなパズルピースが埋め込まれている。それらでつながるにぎやかなクリスマスを実感できる。『ジグソーパズルつき せいしょえほん』(エルセ・キアスティーネ・ユール 文 ニーナ・デ・ポロニア・ニル 絵、いのちのことば社、千320円 180×140 mm)は17ピースのパズルが二つ付録につく。天地創造から、クリスマス、イエスの生涯と昇天までを描く。

 

 

クリスマスは、「おとぎ話」でも、パーティーの口実でもない。『たどりつくまで ロバと三人の旅』(アン・ブース文、サム・アッシャー絵、真下弥生絵、新教出版社、千650円税込、A5変)はイエス誕生後、エジプトに親子で逃避する場面を中心に、ロバの目線で描き、現代の難民や行き場のない人々に思いを寄せる。

 

 『メリー・クリスマス・トゥ・ユー あなたに伝えたいこと』(岸本大樹・大嶋重徳・大田裕作・錦織寛・菊池実・神山美由記・安藤理恵子著、いのちのことば社、550円税込、B5判)は、喪失、罪悪感、憎しみ、…など人生の様々な曲折を重ねた「大人」に向けられたクリスマスメッセージ集。7人の異なる語り口の説教者が執筆。

 

『ベツレヘムの星 Ⅱ』(原野百合著、ヨベル、千430円税込、四六判)は戦中戦後を生きた人物を描く小説。戦争孤児の兄妹の手に残されたのは「ベツレヘムの星」が描かれたクリスマスカードだった…。

 

「猜疑心にとらわれた、残酷な独裁者」といったイメージのヘロデ王。その実像はどうか。考古学史料などとともに解説するのが『ヘロデ大王』(C・G・シュウェンツェル、3千300円税込、教文館、A5判)だ。周辺諸国との緊張がある中、ローマと「友好」関係を結び、プロパガンタを活用する。当時の経済、統治システムも解説する。「独裁者」が並び立つ現代とも重ねながら、「平和の君」の意味を考えていける。

 

『あおとあかの王さま』(しろつあすか、いのちのことば社、840円税込、A4判)は、やさしい王様とおこりっぽい王様の話。二人は互いを理解できずけんかばかり。ある時神様は、二人を入れ替えた…。『ハレルヤ!』(むらかみしんり、いのちのことば社、840円税込、A4判)はうれしいときも、つらいときも、「ハレルヤ」で神に向かう。

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