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プログラム局の福井誠氏がJCE7の趣旨説明として、まず過去6回の伝道会議の歴史を概観。そして、現在世界中で進行しているコロナ禍を神様から与えられた「グレートリセット」の機会と捉え、「すべてを再構築」するために「ゴールから確認する」とした。「気候変動、戦争と、終末が意識される社会情勢の中で、私たちは、ペテロが言うように、神の恵みの良い管理者として、賜物を用いて互いに仕え合うことが求められている。日本伝道をともに考え、確認して、進めて行く時としたい」と語った。

 

 

礼拝では、7年前まで26年間沖縄で牧会していた、開催地委員会の内村保氏がメッセージ。「主は誰も滅びることなく、すべての人が悔い改めに進むことを望み、そのために忍耐強く待っておられる」と語り、「明日の命の保証は誰にもないのだから、今日、今から始めるべき。互いに愛し合い、悔い改め、一つとなっていきたい」とチャレンジした。

JCE7宣言文「二次案」に関する討議では、宣言文にある四つの項目、「立場」「地域」「教派」「文化」を超えた「宣教協力」ごとに、四つのグループに分かれて討議。次のような意見が交わされた。

「立場」を超えた「宣教協力」
・福音は変わらないが時代にあった伝道スタイルやプログラムへ変化が必要
・大人主導ではなく、子どもの立場にたったCSプログラム
・信徒がもっと活躍できる場を

「地域」を超えた「宣教協力」
・性的少数者として苦しむ人たちの支援
・異端による被害が出ないように地域教会が啓蒙が必要
・先祖崇拝者の多い沖縄の人への伝道方法は

「教派」を超えた「宣教協力」
・沖縄からリバイバルを
・次世代の育成のために具体的な取り組みを
・信徒一人ひとりの信仰の自立、主体的な信仰の確立が必要

「文化」を超えた「宣教協力」
・「平和憲法を堅持」、「地上戦となりいまだ基地化に苦しむ沖縄」に触れてほしい
・一同で祈る文言は、抽象的でなく具体的に