ミッションスクールが教会学校(CS)の子どもたちをお手伝い。東京・世田谷区奥沢にある玉川聖学院(バーナード・バートン学院長)は6月9日、CSに通っている小学校4縲怩U年生を対象に「教会学校のための子ども科学教室」を開催。加藤裕一氏(聖書科主任、総合科人間学主任)が礼拝メッセージをし、映画「種子の大冒険」(ムーディー科学院製作)の鑑賞、クリスチャン理科教師らによる顕微鏡を使った理科実験などを通し「神の創造された世界の完璧さと素晴らしさ」について学んだ。

 「教会学校のための子ども科学教室」は、少子高齢社会の日本において、ミッションスクールが教会と手を取り合っていくことが急務だとし、ミッションスクールがもっているものを教会に分かち合っていこうとの目的で企画されたもの。理科教科主任の山田直樹氏ほかクリスチャンの理科教師5人と玉川聖学院中等部3年の生徒の協力で行われた。
 当日は12教会から小学生と保護者、CSの先生合わせて45人が参加。実験では、ハチミツの中に混ざっているアカシアやレンゲ、ブルーベリーなどの花粉を顕微鏡で観察。ピントを合わせ、花粉が見えると「あっ、見えた見えた!」と興奮気味に叫んでいだ。また引率の先生や保護者も子ども以上に熱心に顕微鏡を覗き込み、花粉を観察していた。(中田 朗)

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写真右=熱心に顕微鏡をのぞき込む子どもたちとCS教師
写真下=マツの種を落とす実験も