日本福音教会西宮福音教会を牧会し、関西聖書学院学院長を務めた髙橋昭市(たかはし・しょういち)氏が、10月15日、急性心不全のため兵庫県三田市内の病院で亡くなった。95歳だった。16日の「家族での偲ぶ会」の後、17日に告別式が西宮福音教会で吉井裕美香氏(同教会さんだグレイスチャペル牧師)の司式により行われた。喪主は長女の髙橋めぐみ氏。
1928年北海道小樽市生まれ。大阪大学工学部卒。肺結核で入院中に内村鑑三の『ロマ書の研究』により福音を知り、癒やしの奇跡を体験。55年受洗、60年伝道者として召しを受け、関西福音聖書学院(後に関西聖書学院〔KBI〕)、聖書神学舎に学ぶ。大阪府堺市で宣教師とともに開拓伝道。その後、神戸改革派神学校で聴講。69年からKBI学監、70年から西宮福音教会牧師(初代)、79年から99年までKBI学院長を務めた。
編・著書に、『悟り―ある宣教師の語録と古僧の比較―』、『輝く喜び・不思議な生き方―ロマ書の中心点を握る―』、『ダビデの石投げ―ロマ書の要約的研究―』、『狂っているとすれば』。