「その歴史は今につながっているか?」 信濃町教会100周年記念講演会
「今、教会に何が求められているか?」信濃町教会(日本基督教団)100周年記念公開講演会が、2月11日、東京都新宿区の同教会礼拝堂で行われた。信濃町教会は、植村正久の跡を継いで東京神学社の校長となった高倉徳太郎の創立になる。
4回にわたる連続講演会の第1回は、2代目福田正俊牧師の三男で教会員の福田啓三氏が、「信濃町教会ー伝道開始の歴史的意義」と題して講演。数ではなく質を求め、「福音を宣べ伝える使命を怠るとき、教会は塩味を失う」とした高倉と、その信仰に戦時中も歩んできた教会の歴史を資料からたどり、「その歴史は今につながっているか」と福田氏は語りかけた。
次回は3月17日、同教会元牧師で尚絅学院学院長の佐藤司郎氏が講演する。