「クリスチャンは生きづらい?」 共感

「東日本大震災国際神学シンポジウム」の青年の部が、2月24日、東京・千代田区のお茶の水クリスチャン・センターで行われた。主催は、青山学院宗教センター(ACF)、学生キリスト教友愛会(SCF)、キリスト者学生会(KGK)の三団体合同による。
今回の標題は「君たちはどう生きるか-実はわたし、クリスチャン。-」。青年クリスチャンが日常で感じている生きづらさがテーマ。クリスチャンであることを伏せたり、打ち明けたら気まずくなったりなどを再現したスキットに、「あるある!」の共感の声が上がった。
山名高広さん(玉川聖学院講師、日本基督教団玉川教会協力牧師、SCF協力主事)が、午前と午後で二回の講演を行った。 午前はハガイ1~2章から、①自分の現状に心を留め、何に恐れているのか、何を求めているのか、認識すること、②これから後のことに心を留め、神とどう関わっていけるのか進路選択をすること、③神の約束に目を留め、どのように生きていくか考える歩みをすること、の3点を示した。
午後はマタイ28・16〜20から、①イエス様は罪深さの底まで手を差し伸べ、起き上がらせてくださる、②イエス様を前にしても疑う者たちもいたが、③大宣教命令の「行って」を文字通り受け取ってほしい、と勧めた。
神がともにおられるという事実に支えられ証しするとき、救いは主のものと知る、と励ました。

山名高広さん

(2024年04月07日号   03面掲載記事)