車いすの人もフェスティバルを楽しんだ

「インクルーシブフェスティバル」を神戸市須磨区の名谷駅前広場で5月20日、開催しました。同フェスティバルは地域の方向けの無料のお祭りで、様々な地域で開催されています。共に遊び、交わり、楽しいひとときを過ごすことにより、地域の人々とつながり、神の国の現れ、神の国の喜びを体験していただくためのイベントです。キリスト教精神に立つNPO法人Future&Hope、スポーツミニストリーの日本国際スポーツパートナーシップ、一般社団法人FCAジャパンが共催しました。

今回は、5月に開催された神戸2024世界パラ陸上競技選手権大会に合わせ、「障がいがあってもなくても、誰でも楽しめるフェスティバル」をテーマに開催しました。パラスポーツの体験(元パラアスリートの方によるシッティングバレー、目隠しサッカーなど)、遊びのブース(トランポリンやシャボン玉、バルーンアートなど)、センターゲームなど盛りだくさんのイベントでした。また五感体験ブースでは、手探りで箱の中の物を当てるゲームや工作など、普段意識しない視覚や触覚をバラバラに使う興味深い体験をすることができました。

雨の予報だったにも関わらず、主が祈りに応えてくださり、良い天気の中、総勢200人ほどが参加してくださいました。いくつもの世界のオリンピックミニストリーに関わりフェスティバルを通して伝道されているマーティー・ウッズさん、元シッティングバレーボール・マレーシアチーム選手のダニエル・リーさんを迎え、アメリカの大学生のチーム、グッド・サマリタン・チャーチ付属光の子どもクリスチャンスクールの高校生がボランティアとして奉仕しました。

通りすがりの高校生、親子連れ、ご年配など、様々な世代の方々が一緒に楽しんでいる姿が非常に麗しく、まさしく「神の国の現れ」を見ることができました。イベント終盤では、全員で綱引きをしたり、ダンスをしたり、初対面とは思えないほど和気あいあいとした楽しい雰囲気でした。

残念ながらイベントには間に合いませんでしたが、現役パラアスリートで陸上ウガンダ代表のピース・オロマさんも駆けつけてくださり、話をお聞きしたり、共に祈ったりする時間を持つこともできました。

このような素晴らしい機会が与えられ、素晴らしい仲間と共に主に仕え、地域の方々に仕えることができたことを心から感謝します。主に栄光!(レポート金子光歩=グッド・サマリタン・チャーチ牧会スタッフ)

 

 

2024年06月16日号 02面掲載記事)