【回顧と展望24】能登半島を継続的に支援
今年は、1月1日に発生した能登半島地震を巡る記事であふれた。
2日に「石川県輪島市内にある日本基督教団輪島教会で教会堂に被害、牧師は避難所に避難」と本紙オンラインで速報。1月26日号では、キリスト全国災害ネット(全キ災)主催の、オンラインによる第1回能登半島地震情報共有会議の内容を詳報。現地ネットワークの石川県放送伝道協力会の約30人の牧師らで能登半島地震キリスト災害支援会(能登ヘルプ=岡田仰代表=)発足、などを報じた。以後、本紙では継続的に開催される情報共有会議の内容を紹介している。
28日号では、ハンガーゼロとJECA・本郷台キリスト教会チームによる炊き出し、内灘聖書教会(石川県河北郡内灘町)を支援拠点に珠洲市、七尾市、輪島市などの避難所、高齢者施設で物資配布などが報じられた。
3月24・31日合併号では、 重機隊が被災した輪島塗工房から貴重品を取り出すプロジェクトについて報道。「現地の人たちに大変喜ばれている」との声を伝えた。
5月5日号では、石川県を巡回する移動販売車ゴスペルボックスに記者が同乗。水道、電気は復旧したが倒壊家屋が手つかず状態の珠洲市、輪島市門前、七尾市などを回り、被災者の声を伝えた。
6月16日号では、5月に全国各地の教会、救援団体の代表者が集った「能登半島地震支援のための代表者の集い」2日目の、希望者による被災地現場視察の模様をルポ、、、、、
(2024年12月22・29日号 06面掲載記事)