2050年を見すえ、世界最大規模で宣教を考える、第四回ローザンヌ世界宣教会議(以下L4)が9月、韓国仁川で開催され、世界約200か国から約5千400人が集った。大会ホームページやYouTubeなどで、一部の集会を視聴できる。1回の集会にとどまらず継続的な「共同の旅」が展開される予定だ。次世代も意識され、26年YLG(若手リーダー集会)にも期待が集まる。「多中心」という世界状況の中で、世界共通の課題、地域固有の課題への協働が求められる。

事前に世界のリーダーから宣教課題を聞き取り、膨大な統計データと論考を含む「大宣教命令の現状報告」や神学文書「ソウル宣言」が刊行。宣教課題として「25のギャップ」が抽出され、多様な団体による分科会が開かれた。様々なテーマの「国際共同チーム」が400以上立ち上がったという。

会議前からL4関係者の視点を本紙で連載した。会議後も、L4の内容と、日本関係参加者の感想を、それぞれ連載中だ、、、、、

2024年12月22・29日号 06面掲載記事)