盲人も晴眼者もお便りで一つに 龍崎靖子さん、山崎多恵子さん
盲人主体の全国的伝道団体「日本盲人キリスト教伝道協議会(盲伝)」(日高馨輔議長)の婦人部には約230人の会員がおり、うち点字使用者が170人、墨字(活字)使用者が60人ほど。この日本全国にいる会員をつなげているのが、年3回発行する機関紙「婦人部のお便り」だ。「婦人部のお便り」では、盲人会員の証し、年1回の盲伝修養会の報告や参加者の感想などを載せている。点訳ボランティアグループ「八王子六つ星会」メンバーの山多恵子さん(日基教団・ロゴス教会員)は、盲伝婦人部部長の龍崎靖子さん(日基教団・八王子栄光教会員)の依頼で05年から「婦人部のお便り」の点字原稿を墨字に翻訳する奉仕を続けている。 (中田 朗)
写真右=左から山崎さん、龍崎さん、盲導犬のオアシス