抽象画家で泉南聖書教会牧師でもある大寺俊紀氏の個展「抽象画と聖書 50年の軌跡」(アベックプレジール主催)が7月29日から、東京・千代田区神田駿河台のお茶の水クリスチャンセンター5回「いのちのことば社tギャラリー」で始まった。
 大寺氏は輪秋頃から現代美術、抽象画家の道を歩んできたが、46歳の時に「聖書を描きなさい」と示され、以後、十字架、創世記など聖書の世界を抽象と象徴、幾何学構成で表現してきた。今回は会場の壁面80メートルに100号中心の作品50点を展示している。
 29日、31日には「トークと音楽ライブ」を開催。29日には岩渕まことさん、由美子さん夫妻、31日には黄原亮司さん(チェロ)、小西優子さん(ピアノ)が出演。訪れた人たちは音楽と絵画を楽しむと共に、大寺氏の絵と聖書についてのトークに耳を傾けた。個展は8月10日(土)まで。開廊時間は午前11時縲恁゚後6時(最終日は午後2時まで。日曜日は休館)。問い合わせはTel 03-5341-6911、いのちのことば社tギャラリー企画室まで。(中田 朗)

写真上=個展会場の様子
写真左下=抽象画と聖書について語る大寺氏
写真右下=マリヤの一生を描いた絵