昨年3月、「道徳」を新たな教科とし、教える内容を示した改定学習指導要領が文部科学省により告示された。教科化は、小学校が18年4月から、中学校が19年4月からだが、15年4月から、教材の使用も含め前倒し実施できる措置も告示された。しかし、道徳の教科化は様々な問題をはらんでいる。東京・世田谷区奥沢の玉川聖学院(安藤理恵子学院長)で1月22日、教会の牧師、教会学校の中高科の教師対象に「教会セミナー」が開催され、45教会から85人が参加。当日は同学院中高等部長の水口洋氏が、「道徳が教科となることの意味〜今教会が知らねばならないこと」と題して講演した。 【中田 朗】

2月7日号

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