ナチス・ドイツの精神構造や日本の天皇制国家、国家と宗教などについて研究提言し、各界に影響を与えてきた、政治思想史の研究者、宮田光雄氏(東北大学名誉教授)の講演会が、26日、東京・新宿区の日本基督教団信濃町教会で開かれた。現代日本、世界の課題にも触れ、「信仰者も信仰持たない人も良心で平和を」と呼びかけた。

 テーマは「「バルメン宣言の政治学」バルメン宣言80周年を覚えて」。バルメン宣言はナチスとの教会闘争の中で生まれた。
同講演会は新教出版社70周年記念連続神学講演会の一つだ。