1月22日に亡くなった日韓基督教議員連盟の日本側代表・土肥隆一牧師(衆議院議員7期)の追悼礼拝が2月29日、韓国国会(ソウル市永登浦区汝矣島洞1番地)で執り行なわれた。神戸教会での葬儀に韓国代表として参加した日韓基督教議員連盟韓国側代表、金泳鎮長老が提案した日韓両国での追悼礼拝を行うことの合意によるもの。
 この日は雪が降る猛寒の中、500余人の与党・野党議員、キリスト教会の重鎮、関係者が、国会議事堂に集まった。
 日本からは基督教を代表して日本イエス・荻窪栄光教会の中島秀一牧師、遺族代表として故・土肥牧師の弟の研一氏、聖市化運動本部日本代表の呉永錫長老が参加した。
 プログラムは、追悼礼拝準備委員長の挨拶と開会の辞に続き、韓国国家朝餐祈祷会長、前副総理、日本の中島秀一牧師(通訳:吉田耕一師)等の追悼の辞があり、国会朝餐祈祷会長の説教、日韓基督議員連盟韓国側指導牧師の追悼メッセージ、聖市化運動代表の追悼祈祷、聖書朗読、追悼歌、遺族代表の挨拶、祝祷の順で行われた。
 なお、故土肥師の日韓基督議員連盟の代表として韓半島平和統一のための働きに対し、また日本キリスト教会を代表して中島秀一牧師に平和メダルを授与する儀式も行われた。
 3月26日には東京・新宿区百人町の淀橋教会で韓国代表団を迎えての追悼礼拝が行われる予定だ。
土肥追悼写真中島