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1992年の民主化以降、キリスト者人口も急激に増加しているモンゴルで、モンゴル人による原典からの聖書翻訳事業が2028年完成を目指して進められている。

3月18日に、翻訳事業の中心人物、モンゴル・ユニオン聖書協会 聖書翻訳プロジェクトリーダーで、モンゴル人として初めて聖書学博士号を取得したガラム・バヤルジャルガル氏が来日。

「モンゴル語語聖書翻訳者 講演会」が、東京・中央区の日本基督教団銀座教会で開かれた。
バヤルジャルガル氏は「原典からのモンゴル語聖書翻訳の実現を目指して」と題して講演。

民主化直後の92年に、自身がキリスト教に出合った経験、原典に基づきモンゴル人の心に届く言葉による聖書翻訳の必要、プロジェクトの概要を話した。

92年から現地で宣教し、翻訳経験のあり、本翻訳事業に参加する嶌村貴氏(津久野キリスト恵み教会 モンゴル派遣宣教師)が通訳、モンゴル宣教や社会、言語状況を解説した。

経済面においても大半をモンゴル人自身で調達を目指しているが、日本聖書協会からも500万円のサポートをすべく、日本の教会に呼びかけている。

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