5月22日号紙面:台湾で福島の親子保養「こひつじキャンプ」を6回 当たり前の“自然”に触れて
東京電力福島第一原子力発電所事故によって被災した福島県親子の支援のために、日本基督教団東日本大震災救援対策本部(以下対策本部と略す)が多方面の協力を得て2014年から実施してきた保養キャンプ「福島こひつじキャンプin台湾」の一区切りとなる第6回が、4月2〜5日に台湾で開催された。台湾基督長老教会(PCT)の熱烈な歓迎を受けて、子どもたちは自然豊かな場所で思いっきり遊び、交流した。
同教団では、東京YMCAなどとの協力を受けて国内で保養キャンプを実施してきたが、アメリカ合同メソジスト教会海外災害支援部(UMCOR)からの支援金とPCTからの招きにより台湾でも実現したプログラムだ。PCTの6中会が毎回順番に担当し、6回目は彰化中会が担当した。子ども23人、親37人、日本基督教団スタッフ6人、台湾側18人が参加した。16年4月まで、福島県在住の親子161人、スタッフ34人、計195人が参加した。