5月22日号紙面:感謝と痛み覚え熊本支援 日本のネパール人教会
日本滞在のネパール人クリスチャンたちが、昨年のネパール震災への支援に感謝し、震災の痛みを覚えて熊本地震のために支援金を送った。東京・大田区蒲田でウツァハ・ネパール人教会を主宰するキーラン・マガルさん、メンバーのシュリヤ・ライさんに話を聞いた。日本在住のネパール人は蒲田や新宿区大久保に多いという。
キーランさんは「ネパール地震では、日本政府だけではなく、一般の人々がネパールのために寄付をしてくれた。今回熊本で苦しんでいる人たちをみて、教会として献金を送りたいと思った」ときっかけを話した。教会メンバーも支援にすぐに同意。ある人は涙を流して祈っていたという。「クリスチャンとして、苦しんでいる人を見ると、自分のこととして助けたいという思いが。熊本のために続けて祈っている。皆さんも神様に祈ってください。神様は私たちのことを愛している。心配事、苦しみ、すべて神様はご存知」と述べた。