作者アーカイブ: tohyama_s - ページ 6
映画「オードリー・ヘプバーン」――彼女のフィロソフィーを育んだ女優への道程と人間愛
(C)PictureLux / The Hollywood Archive / Alamy Stock Photo 1950~60年代ハリウッド黄金期を代表する女優で“スクリーンの妖精”、ファッション…
映画「親愛なる同志たちへ」――共産主義の理想と現実の狭間に生じる不協和音に注視するとき
非武装デモの市民への無差別銃撃から身を守るリューダ ©Produced by Production Center of Andrei Konchalovsky and Andrei Konchalov…
映画「永遠の1分。」——“笑顔”こそ、あの3・11の苦難の記憶から前へ歩ませる出発点
被災地ドキュメンタリーをコメディ映画で撮ろうとするスティーブ(右)と撮影監督のボブ。 (C)「永遠の1分。」製作委員会 東北太平洋沿岸一帯が大津波に襲われた東日本大震災。天災、人災など災難を“笑い”ネ…
映画「ムクウェゲ 「女性にとって世界最悪の場所」で闘う医師」――“性暴力”に苦しむ女性の人権を守る闘い
パンジ病院内であいさつを交わすデニ・ムクウェゲ医師(右) (C)TBSテレビ 3月8日は、国連記念日の「国際女性デー」。アイルランド共和国初の女性大統領メアリー・ロビンソン(在任1990~97年)は、…
映画「白い牛のバラッド」——「一言、非を認め謝ってほしい!」冤罪被害者の届かぬ願い…
夫の友人を名乗るレザは、未亡人でシングルマザーのミナが直面する様々な困難にも親切に援助の手を伸べるが… 物語は、コーランに記されている預言者モーセの言葉から始まる。「モーセは民に言った。“神は牛を犠牲…
映画「ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ」――黒人の悲哀と人権を歌う「奇妙な果実」
ビリー・ホリディが憑依したかのような見事な歌唱と演技をみせるアンドラ・デイ。 (C)2021 BILLIE HOLIDAY FILMS, LLC. 18歳でコロムビアレコードからレコードデビューを果た…
映画「牛久」――「東日本入国管理センター」被収容者らの実態を追う
アッシュ監督の入管施設での質問に答えるデニズさん (C) Thomas Ash 2021 昨年4月15日にアメリカのバイデン大統領は、移民などを「不法滞在者」と表現するのを中止し、「非市民」または「…
映画「誰かの花」奥田裕介監督に聞く――自分だったらどうするか?を問う映画です
奥田裕介監督プロフィール:1986年生、神奈川県出身。日本映画学校(現・日本映画大学)で映画制作を学ぶ。映画やドラマの現場で演出部や制作部を経験。ドキュメンタリー映画の構成、ミュージックビデオの脚本・…
映画「MONSOON/モンスーン」ー-難民から30年、母親の母国でたどるアイデンティティへの旅愁
亡き両親の故郷ハノイへ寝台列車で向かうキット (C)MONSOON FILM 2018 LIMITED, BRITISH BROADCASTING CORPORATION, THE BRITISH F…
映画「誰かの花」ーーある事故死をめぐって描かれる被害者遺族と加害者の意識の逆相
自宅棟を見上げる孝秋(左)と相太 © Copyright 横浜シネマ・ジャック&ベティ30周年企画映画製作委員会. All Rights Reserved ある団地で風が強い日にベランダから鉢植えが落…