アーカイブ: 神学・牧会 - ページ 62
どちらがアウトサイダーか 第22回「人間に宿る火花に点火する教会」(上) 良き訪れをたずさえて〜地域の福祉を担う
人間が「我と汝」という人格的な関係を忘れ、「我とそれ」という病に冒されていると指摘したユダヤ人哲学者のマルチン・ブーバーの思想は、21世紀を生きる私たちにも宗教の枠を超えて迫ってくる・・・ 4月9日号…
4月9日号紙面:”「ことば」への不信”超えて 【新連載】アートが描く「現実」① 展示「七つの詩〜あれから6年 僕らがみているフクシマ〜」から
筆を取れ、目をあげよう、踏みだそう。その心が感じたものを描きだせ。それこそこの時代に生まれた自分にしか描けない未来への1枚なのだから。 「ことば」への不信。 東京電力福島第一原発事故を経て、「原発神話…
教会は「居場所」になりうるか 小児科医・田中哲氏が講演
昨年8月にいのちのことば社から出版された『“育つ”こと“育てる”こと−子どもの心に寄りそって』の著者である田中哲氏(東京都立小児総合医療センター副委員長、子ども家族支援部門長)による出版記念講演会が、…
4月2日号紙面:超高齢多死社会に “布教”超え心のケアの役割
2017年04月02日号 02面 宗教者が自らの信じる教義の「布教」以外に社会活動を担うことにどのような意義があるのか|日本宗教連盟は3月13日、東京・中央区の聖路加病院内で「宗教者が担う社会活動」…
4月2日号紙面:在日フィリピン人信徒ら一堂に 日本の祝福祈る 神に遣わされた出稼ぎの地 日比の教会・宣教指導者ら迎え
2017年04月02日号 1面 昨年9月に開かれた第6回日本伝道会議で発表された『データブック 日本宣教のこれからが見えてくる』は在日外国人教会との連携の必要を指摘したが、日本にあるフィリピン人教会…
地域で躍動する共同体へ 連載良き訪れをたずさえて第21回「地域への志を『かたち』に」(下)
介護福祉士やケアマネジャーなどの資格を持つ信徒が中心となってNPO法人も設立し、組織上は教会と分離しつつも、教会の婦人メンバーが働きの中核を担っている。 福音が語られ、礼拝をするという教会の伝統的な定…
超高齢多死社会に“布教”超え心のケアの役割 「宗教者が担う社会活動」
宗教者が自らの信じる教義の「布教」以外に社会活動を担うことにどのような意義があるのか|日本宗教連盟は3月13日、東京・中央区の聖路加病院内で「宗教者が担う社会活動」をテーマに第5回宗教文化セミナーを開…
足を運び、祈り、聖霊に導かれ 良き訪れをたずさえて第20回「地域への志を『かたち』に」(上)
比較的人の往来の多い通りにあるT教会は、NPO法人を通して高齢者向けの地域サロンや被災地支援、また部分的ではあるが障がい者福祉事業の支援もしている。現在の主たるミニストリーは、毎週木曜日に教会堂を開放…
“親子の不安に光が差した” 子ども保養プロジェクトふくしまHOPE 新段階へ
東日本大震災で東京電力福島第一原発事故による放射能汚染にさらされた福島では、外遊びをする子どもたちの姿が消えた。空間線量は下がってきているものの、内部被曝によるリスクは年々増え、今では180人を超える…
3月19日号紙面:原作と映画で問う3つの「沈黙」 青木保憲 『沈黙』を現代の日本人キリスト教徒の視点から解釈する キリスト教は日本に根付かないか和服に仕立て直そうとした遠藤
2017年03月19日号 6面 遠藤周作の名作『沈黙』を、巨匠マーチン・スコセッシ監督が映画化して話題を呼んでいる。原作者が『沈黙』発刊当時に講演で語った言葉や、スコセッシの映像、1971年版の篠田正…