2013年11月17日号 6面

第6回日本伝道会議(JCE6)が、2016年9月27日(火)~30日(金)、神戸市中央区の神戸コンベンションセンターで開かれることが6月に決まった。この決定に伴い、10月21日にイエス・キリスト・神戸中央教会でJCE6開催地説明会が開かれ、神戸近隣の牧師、信徒約40人が集まった。
第1部の礼拝では、開催地委員長の大嶋博道牧師(フリーメソ・神戸ひよどり台教会)が「私たちの希望と使命」と題して説教した。
「前回の伝道会議のテーマは“危機の時代”。今や教会は慢性化した危機を抱えている。そこに我々は福音宣教の使命を担い、立ち向かわなければならない。世界を根源的に変えていくのは福音の力のみ。そこに新たに確信を見い出し、神戸を選んでくださったことに感謝し、力を合わせて進んで行こう。今日をキックオフの日として」
第2部の説明会はJCE6プログラム局長の小平牧生牧師(基督兄弟団・西宮教会)の司会で進められた。JCE6副実行委員長の石田敏則牧師(シオン・キリスト・蒲田教会・クロスロード・チャペル)が、これまでの伝道会議の流れと、「教会間の宣教協力が密であり、歴史的にも日本宣教の中心地のひとつである神戸で開催する意義は大きい」と、神戸決定に至る経緯を説明した。
大嶋氏は開催地委員会の立ち上げに至る経緯を語り、委員を紹介した。現在委員は9人で、今後増員の予定。テーマ・理念作りも進めている。各委員から「実りを先取る準備期間でありたい。伝道会議が終わった後の神戸は、それぞれの違いを認め合った、今まで以上の協力体制ができるのでは」と、期待と意欲にあふれた声が上がっていた。
【藤原とみこ】