北上川流域の肥沃な平野、風光明媚なリアス式海岸、港では海運・舟運、漁業が栄え、製紙業など工業も盛んだ。宮城県石巻市は、自然景勝とともに、近世、近代の歴史を感じさせる様々な名所がある都市だ。
2011年の東日本大震災の津波により、石巻市は、三陸で最大規模の死傷者、建物被害を被った。避難した人々は仮設住宅から、復興住宅へ移っている。市全体の人口は1万人以上減少した。復興事業により町の景色は変貌している。災害支援にはキリスト教関係のボランティアらも入り、心に触れた人々との間で新たな教会が生まれた。現在も寄り添いの支援が続く。

石巻には震災以前からキリスト教にまつわる歴史が息づき、人々に親しまれてきた。震災後も、歴史を見直そうという動きがある。そのような歴史と、新しい教会活動に目を向け震災から7年となる石巻の今とこれからを見つめる・・・
9月3日号から連載します。

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