去る9月25、26日に、ネパールの首都カトマンズにあるジーザスカレッジを会場に、全アジア創造カンファレンス(AACC)が開催された。これは創造論の必要性を痛感するネパールの牧師たちの要請を受けた全アジア創造協会(AACA)の協力により実現したものである。ネパールでは大多数がヒンズー教徒、仏教徒が20%弱、クリスチャン人口が2%弱だ。

ここ数十年、ネパールでも公立学校で進化論が教えられるようになり、その影響で徐々に人類は猿の子孫だと考える人が増えつつあり、福音が伝わる障害となりつつある。今回のカンファレンスでは、日本、台湾、インドネシア、アメリカから5人の講演者が招かれ計8回の講演が行われ、この問題の突破口として創造主の存在を明確に伝え、また世界が創造されたことに確信を持つことの大切さ、創造の証拠などが語れた。日本からはジェネシスジャパン会長の宇佐神実が「創造をそのまま信じることの大切さ」「創造主の技術」の2つの講演を行った。

カンファレンスを通してネパールの牧師たちの中にネパールにも聖書的創造論団体の設立を望む声が高まっている。創造論の働きを最初にネパールに紹介したアリ・タパ牧師は、「ネパールのために祈ってほしい。聖書的創造論の必要性を多くの牧師たちが認識し、学び、伝えることができるように。」と語る。

2018年5月31日~6月2日には、沖縄を中心とした牧師たちの協力により、沖縄の那覇バプテスト教会で全アジア創造カンファレンスの開催が予定されている。世界中から多くの講演者が来る予定である。(記:宇佐神実=ジェネシスジャパン会長 )