2018年02月25日号 01面

image1

image2

 非常に強い寒気の影響で、日本海側では各地で記録的豪雪となった。福井県の平野部では2月8日までに145センチの積雪を観測、37年ぶりの記録だった。福井市のTPKF・ブンキョウゴスペルセンターのダン・クック宣教師は、「車で出かけるのが難しく、雪かきしても追いつかない状況。平日の教会のプログラムは休んだ。4日の礼拝は何とか行えたが、雪の影響で教会に来られない人も多く、11日の礼拝は各自自宅での礼拝になった」と語った。「スーパーでは商品が品薄状態。ガソリンも自動車一台が20リットル制限、一人暮らしの高齢者は孤立した状態だった。これ以上、この地域で被害が出ないように」と、祈りを要請した。14日現在晴れ間が見えて回復の見込み。越前市も13日まで130センチ以上積雪。14日からは晴れた。同市のTPKF・武生自由キリスト教会は、11日の礼拝を実施。「家から出られない人はいた。二十数年牧会したがこんな大雪は初めて」と鈴木真一牧師。園長を務める恩恵幼稚園は休園。保護者らの協力で除雪復旧作業をした。日基教団・武生教会も11日の礼拝は実施。遠方の人は、ガソリンが足りないなど交通のために来られなかった。五味明子牧師は祈りの課題として、「病気の人で、雪で病院に行けない人のため、雪の片付けで疲れている人の癒やしのため」を挙げた。