06ハワーワス

  知的障がいを持つ人、持たない人が共同生活をする「ラルシュ共同体」の実践や創設者バニエ氏との対話からハワーワス氏が平和を考察。平和を待ち望むだけでなく「平和に」生きることや、政治的リベラリズムを乗り越える「柔和の政治学」などの視点を提示する。原書はデューク大学神学部和解センターが刊行。同センターが主催する「北東アジアキリスト者和解フォーラム」京都集会(本紙6月17日号参照)を前に翻訳出版された。

暴力の世界で柔和に生きる
スタンリー・ハワーワス、ジャン・バニエ著 五十嵐成見、平野克己、柳田洋夫訳 日本基督教団出版局 千728円税込  四六判

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