往来激しい新宿駅の東西をつなぐ西口大ガードそばに、新たなキリスト書店が誕生した。

いのちのことば社直営のオアシス・ゴスペルショップは、新宿南口に店舗をかまえているが、新たに、新宿西口店が来年1月にグランドオープンする。
これを前に11月19日から一部品揃えをしてプレオープンした。
新店舗は新宿駅から徒歩5分。新宿区西新宿1の3の15 栃木ビル6階。

朝11時、ビル1階では開店を聞きつけた人々が早くも待っていた。
エレベーターで6階に上がり、扉が開くと、もう店舗内。
棚も床も木目で、所々小さな観葉植物も並ぶ。ゆったりと商品が展示されていた。
「ナチュラル」「きれい」「ほっとする」
来店者たちは感想をもらした。中には関西から出張で来た人も駆けつけていた。

金子健太郎店長は、「店舗のデザインを担当した方が示したコンセプトは『クリアとウォーム』。棚、床は木製で、なるべくスチールを無くした。ソファもあり照明は暖色。居心地のいい空間を目指した」という。
商品の陳列も工夫。「南口店とほぼ面積は同じだが、棚を高くしたり、雑貨をゆったり置くなどができる。ただたくさん商品を置くだけでなく、自宅の棚に置くことをイメージしてもらえるような、生活に合わせた様々な展開が期待できます」
可動式のテーブルを動かせば、小さなライブやイベントもできる。
来年にはワークショップも予定している。

「ただ本を置くだけでは伝わらない時代。店舗で本や雑貨を体験してもらって商品の魅力を知ってほしい。楽しい場所になることを期待します」
店舗の雰囲気をかもす様々なイス、テーブルなどは、スタッフが廃材を加工して制作したものもある。スタッフが開店中も壁の装飾を工夫していた。


窓際からは、西口ガード下の大通りをら見おろせる。
東京マラソンや東京オリンピックのマラソンコースにもなっているという。
新宿に寄った際は、この都会の「オアシス」で一息を入れたい。

12月25日までは、来店者に特典がある。
グランドオープンは来年1月5日。5000円相当の人気グッズ福音袋(1000円以上買い上げの人)が用意される。

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