明治とともに駆け抜けた文学者、北村透谷。自由民権運動に奔走して後、若くして日本の文芸評論、近代詩の道を開拓した。彼の思想や文学に影響を与えたのは妻美那を通じて出合ったキリスト教だった。悲劇もあった人生だが、生誕150年を経た今、彼の生き様を覚え、日本におけるキリスト教の可能性を考えたい。透谷を研究してきた黒木章氏(聖学院大学名誉教授)に寄稿してもらった。

12月23、30日合併号で掲載します。

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