05心
心に光を2(前川隆一著、一粒社 864円税込 B6判)。

 牧会日誌とメッセージからなる。日々出会う人、死別、学び会、また様々な言葉から心を動かされた思いを率直に記している。ハワイの教会を訪ねる旅行記では、様々な人々の関係がコミカルにあたたかく描かれ興味深い。全体にあるのは礼拝への真剣さだ。クリスチャンの歩みは神を礼拝して生きることというメッセージがある。

06愛

愛のあるところ、神はそこにおられる(マザー・テレサ著 2千808円税込 女子パウロ会 四六判) 
愛とその実践、喜びをテーマにマザー・テレサの各種講話をまとめた。前半では、神、イエスとの愛の関係、後半では、愛を実践するための壁、愛の実践、喜びについて。

ときには誹謗中傷もされたマザー・テレサだが、そのような相手にも心を向ける。あらゆる行動の中心にイエスがあり、イエスがいることを共に喜び、イエスが見えないことを悲しむ姿がある。

 07賛美

『子どもの賛美歌ものがたり イエスさまいるってほんとかな(大塚野百合著 教文館 2千160円税込 四六判)

   「子どもの賛美歌の扉を開いたら多くの宝物があった」と言う著者は、中でも「イエスさまを近くに感じる曲」に感動した。「幼児さんびか」や「こどもさんび」に収録される曲を中心に、欧米の原曲、日本語のオリジナル曲、最近の作品まで背景や作者の来歴を解説。子どもの賛美歌には素朴な疑問と、分かりやすい答えがある。著者も自身の体験も交えて各曲の魅力を伝える。「こどもさんびかネットワーク」の取り組みも紹介する。

【関連記事】
[レビュー4]『伊豆・川奈に導かれて ―地域に仕え、教会に仕える』2019年1月21日
[レビュー3]『情緒的に健康なリーダー・ 信徒をめざして 内面の成長が、 家族を、教会を、世界を変える』2019年1月20日
[レビュー2]「教会はどこに立っているのか」 という問い 『「筑豊」に出合い、イエスと出会う』2019年1月19日

▽週刊クリスチャン新聞はウェブ版(有料)を配信▽
有料版(ウェブ版、毎号発行日前々週の金曜日)では週刊クリスチャン新聞各号の全記事とバックナンバーをご覧になれます。

ウェブ版→ http://クリスチャン新聞.com/csdb/