TEF(東海福音フェローシップ)地震委員会主催の「名古屋防災カフェ2019」が2月4日、愛知県名古屋市中区千代田のグレイスハウス上前津で開催され、様々な教団教会の教職者やクリスチャンではない災害ボランティア経験者など、計25人が参加した。
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 名古屋防災カフェは、防災や災害ボランティアに取り組んでいる人たち、あまり取り組んだことのない人たちがまずは顔見知りになり、フリートークを通してヒントを得、各教団教会などの取組について情報提供し合うことにより、東海地区の災害対策ネットワークの輪を広げることを目的としている。「ゆるくつながり合う」がモットーだ。
 第1回目の今回は、クリスチャン災害支援団体・クラッシュジャパン代表理事の永井敏夫氏を講師に迎えた。永井氏の促しにより、3、4人のグループに分かれ、互いのボランティア経験や防災の取組、心がけていることなどをシェアし合った。参加者からは、「地震発生後に突如、災害ネットワークができるわけではなく、その前からのつながり合いが大切」、「支援時に必要な機材を扱える人や資格保有者リストを準備しておく必要」、「教会に備蓄があっても、被災時に教会に来られない人々がいる。各家庭で備える大切さを伝えたい」などの声があった。(2月17日号で詳細)