森祐理さん

阪神淡路大震災から26年。モリユリ・ミュージック・ミニストリーズ主催の「2021年阪神淡路大震災追悼のつどい」が1月17日、YouTubeで配信された。森祐理さんの歌、母の尚江さんの証しとニューライフキリスト教会の豊田信行牧師のメッセージで犠牲者を悼み、希望を語った。
森さんは弟の渉さんを震災で亡くした。悲しみの中で「神様のなさることは絶対に最善」と信じ、渉さんに背中を押されるようにがれきの中で歌うことを始めた。「今、神様は死さえもいのちとして用いてくださると、心の底から思わされています」と語り、災害が大切なことに気付く大きなきっかけになるようにと、祈りを捧げた。
尚江さんは次男を失い、「初めは慰めということばすら拒否反応を覚えた。やっと神様は意味のないことはされないという信仰にたどり着いた。様々な災害で苦しんでいる人が、私の話で少しでも力付けられたらと願っています」と、証しした。豊田牧師はローマ8章22節を引用し「あなたの今の苦しみは、生みの苦しみとして、必ず誰かの祝福になっていくということを、ぜひ覚えてほしい」と、メッセージした。1月中配信。

URL https://www.youtube.com/watch?v=k3KwuLc84KQ