支援地域の子どもがスポンサー選ぶ新しい形 自分の力で未来つかむ体験を WVJ 子ども新企画「Chosen」5月5日から

世界の子どもを支援する国際NGОワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)=木内真理子事務局長=は、途上国の子どもたちを支援するための新企画「Chosen【チョーズン】」を導入。5月5日の子どもの日から200人限定で、特設サイト(URL https://www.worldvision.jp/childsponsor/chosen.html)で参加者の募集を開始する。
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「Chosen」は、WVJの既存の子ども支援プログラム「チャイルド・スポンサーシップ」の新しい始め方だ。WVアメリカで初めて導入され、このほど日本においても本格始動となった。
「チャイルド・スポンサーシップ」は通常、スポンサー(参加者)が支援する子どもを選び支援がスタートするが、「Chosen」では支援地域の子どものたちが自らスポンサーを選ぶ。
「これまでただ支援を待っていた子どもたちが自分の力で未来をつかむ体験をすることで、『自分には人生を選ぶ力がある』ことを知り、未来に向かって成長する大きな力を得る。一方、スポンサーは子どもから選ばれるという特別な体験を通し、深い心のつながりや支援する喜びを実感しながら、途上国支援に参加してもらう」といったねらいがある。

写真の中から自分でスポンサーを選んだ子ども(写真提供=WVJ)

支援内容は「チャイルド・スポンサーシップ」と変わりなく、貧困、教育、水衛生など、地域に根差した開発援助を行うことで、子どもたちの健やかな成長を目指す。この支援への参加を通して、貧困をなくそう(目標1)、質の高い教育をみんなに(目標4)、安全な水とトイレを世界中に(目標6)などの持続可能な開発目標(SDGs)にも貢献できる。
申し込みの流れは、①特設サイト内の申し込みボタンからチャイルド・スポンサーシップに申し込む。顔写真をWVJに送信。②支援地域で、申し込みした人たちの顔写真が印刷され、掲示される。③支援地域の「子どもたちが、その中から一人を選ぶ。④あなたを選んだ子どもの写真と、あなたを選んだ理由が書かれた手紙を届ける。
問い合わせはTel03・5334・5351、Eメールdservice@worldvision.or.jp、問合せ窓口まで。