4月18日号紙面:ミャンマーに祈りを ゴスペル・フォー・アジア呼びかけ
ミャンマーに祈りを GFA呼びかけ
【ANS】アジア最大の人道支援機関の一つであるGFA(ゴスペル・フォー・アジア)ワールドが、軍事クーデターの危機に苦しむミャンマーの人々のために祈るよう、キリスト者に呼びかけている。
CNNによると、過去数日間に軍の政権奪取に対する抗議が続く中、子供を含む少なくとも114人が全国で殺害された。クーデターが始まり、2月1日に軍が政権を掌握して以来、死者数は400人を超えている。
「それがどんな危機であったとしても、そこで最も苦しむのは子どもたちだ」とGFAワールドの創設者K・P・ヨハンナンは言う。「GFAワールドでは、現在の混乱の中で、ミャンマーの人々に対する平和、正義、そして神の加護をともに祈るよう、世界中の人々に呼びかけている」
ヨハンナンはまた、軍によって拘束された国家の指導者と軍に抵抗する人々の釈放を祈るよう促した。
「現在、ミャンマーで安全な所はどこにもない」と彼は言う。「夜は毎晩恐怖のうちに過ごし、いつになったら夜が明けるのかわからないほどだ。人々は休むことが出来ず、肉体的にも精神的にも疲れ果てている。多くの店が焼かれてしまった」
世界各国が今回のクーデターと軍による人々への暴力を非難していることを、GFAは認めるが、国会議員、医師、政府関係者など含む数百人が今までに逮捕、拘留されている。
「ミャンマーの人々は今まで以上に私たちの祈りと支援を必要としている」と、ヨハンナンは言う。彼のテキサスを拠点とする組織GFAワールドは、チャイルドスポンサーシッププログラムと「きれいな水─イエスの井戸」プロジェクトを通じて、アジア全域の何百万もの子どもと家族を支援している。